2007.01.20 Saturday

口の悪い男 お題

01.ありえねぇって
02.いいかげん気付けよ
03.うるせぇな
04.エロ魔人だから
05.おもしろそうじゃねぇか
06.悲しいときは泣けよ
07.気持ちわりぃ
08.口説いてるんだよ
09.ケンカ上等
10.殺されたいらしいな
11.避けてんじゃねぇよ
12.しらばっくれんな
13.好きなのかもな
14.セクハラってやつ?
15.添い寝してやろうか?
16.単細胞生物め
17.違うだろ
18.つまりはそういうこと
19.テンポ感ねーなぁ。
20.とりあえず退却
21.なるほどねぇ
22.逃げてみろ
23.ぬかりまくりだな
24.眠いから寝る
25.悩殺するぞ?
26.犯罪だろそれ
27.引きこもり生活も悪かないぜ
28.普通じゃねぇな
29.へぇ〜
30.ほら言ったとおりだろ
31.マイペースすぎだろ
32.見掛け倒しか?
33.無理を承知で言ってるよ
34.目が腐る
35.もう無理だって
36.約束は守る
37.ゆる〜く行こうぜ
38.酔っ払いに用はない
39.拉致監禁ってやつ?
40.理由はない
41.ルールは破るためにあんだよ
42.連荘(れんちゃん)はきついって
43.ロリコン趣味?
44.悪いと思ってねぇだろ


http://crow.cross.bufsiz.jp/

2007.01.19 Friday

淡々お題

01. 僕を動かせるもの
02. 虹色の眸
03. 終わりの夜明け
04. 立入禁止テープ切断
05. 頬擦りしたくなるような
06. 今も欠片を探してる
07. 空を喰う雲
08. 恋の名を騙った執着心
09. 青と白しかない
10. 近くの体温
11. 絶対、を飛び越えた
12. 幸せを願えるシアワセ
13. 錠前に斧
14. 夜更かしの理由は君にある
15. 最初から数え直し
16. 衝動的抱擁
17. 常に本音のぶつけ合い
18. 次会うときが最後だね
19. 微睡に溶ける子守唄
20. 二度は言わない
21. 裏切り者の王子様
22. 答える代わりに、笑って
23. 不器用な人間の精一杯
24. 冬の朝の寝室
25. 裸足で進む、ゆっくり
26. 燦々たる月
27. 幾つ目の嘘ですか
28. 仕舞い損ねた鋭さ
29. ひとくちあげる
30. 桜の花びらのシャワー
31. 苦悩する能力
32. 五分間よく考えたんだけど
33. 褪せることのない、
34. 塗り固めた偽善
35. 川のせせらぎ、風の囁き
36. 約束の行方
37. ちょうちょ結びの赤い糸
38. 膝を抱えて部屋の隅
39. あなたはやさしい
40. 陽射しの微笑み
41. 憧れて尊敬して崇拝して
42. 正反対が同席
43. 彼は其れを愛だと云う
44. 君に、預ける
45. 直球勝負が恐いだなんて
46. 細い手首にあかい痕
47. 昔日の悲劇
48. 誰に尋ねておいでですか
49. 限りなく人に似ている
50. 全てが始まった日の話


http://uzu.egoism.jp/azurite/

2007.01.18 Thursday

ファジー

ファジーなタイムマシンファジーなタイムマシン
二間瀬さんとタイムマシンの話をしていて、興味ある着想をえた。ふつうは「タイムマシンはできるのかできないのか」といった議論がなされる。つまりイチかバチか、オール・オア・ナッシングの議論である。前回に述べた、ワームホールを利用するタイムマシンであれ、次回に述べるコズミック・ストリングを用いたタイムマシンであれ、そのようなものである。もしタイムマシンができるとすれば、電子1個を時間旅行させることも、コインを時間旅行させることも、あるいは人間を時間旅行させることも同様に可能であるというように、同じレベルで考えられている。また1秒過去にもどることも、1年過去にもどることも、ほとんど同じレベルで考えられている。はたしてそうであろうか。電子1個なら簡単に時間旅行できるが、人間は無理であるとか、1秒過去にもどることは容易だが、1年なら難しいといったファジーなものなのではないだろうか。そのようなタイムマシンの話をしよう。

 本連載の第1回目の話で、電子のような素粒子を時間旅行させることは原理的には簡単であるという話をした。忘れた人のために、その話の要点を繰り返しておこう。あらゆる素粒子には、反粒子というものが存在すること(電子に対しては陽電子、陽子にたいして反陽子)、粒子が未来から過去に旅行することは、反粒子が過去から未来に旅行するのと同等であるということが基本である。粒子がAという時点からBという時点まで過去にもどり、そこから普通の時間の流れにのるという現象は、図1のような時空図で表される。この現象は別の見方では、B点で粒子と反粒子を対発生で作り、A点で別の粒子と対消滅させると解釈することもできる。だからタイムマシンを作るには、B点にエネルギーを集中して粒子・反粒子対をつくり、A点でエネルギーを開放すればよい。単なる素粒子1個を時間旅行させるだけではおもしろくない。そこでコインを時間旅行させようとすれば、B点でコインと反コインを作り、A点で反コインと別のコインを対消滅させればよい。これが話の要点であった。
 ここまでの話は現代物理学とまったく矛盾しない。しかしながら、コインを時間旅行させてもおもしろくないであろう。人間が時間旅行できるかどうかが問題なのである。そのためには、人間と反人間を無から対発生させなければならない。とはいえ原子や反原子を集めて人間と反人間をつくるというようなことはできそうにもない。しかし人間は無理であっても、コンピュータと反コンピュータなら、それほど無理はないであろう。現在は無理でも21世紀の技術なら可能であるかもしれない。コンピュータは記憶をもっているので、人間の代わりをさせることも可能であろう。コンピュータの記憶は時間とともに増加するとする。このことは人間がさまざまな経験を記憶することと同等であると考えるのである。さらに進んだコンピュータを搭載したロボットを時間旅行させることができれば、話としては十分であろう。
 A点におけるコンピュータはa点におけるコンピュータより時間的に後にあるので、より多くの情報、知識をもっているはずである。B点でコンピュータと反コンピュータの対をつくるさいに、a点におけるコンピュータとおなじもの、とくにa点のコンピュータが蓄えている情報と同じ情報を持つコンピュータと反コンピュータを作ったとしよう。その場合、コンピュータがA点からB点に時間旅行する途中で、情報を失った、つまり記憶を失ったと解釈することができる。しかし、それではコンピュータにとっては、時間旅行をしたという実感はないはずである。つまりA点からB点に進むにしたがってコンピュータの心理時間は逆流したと解釈できるからである。タイムマシンが意味があるのは、B点の時刻がA点より以前であるにもかかわらず、タイムマシンに乗っている人間ないしはコンピュータの心理にとっては、後の時刻でなければならない。つまりA点からB点への時間旅行における心理時間と、タイムマシン以外の世界の物理時間は逆向きになっていなければならない。
 それではどうすれば、ふつうの意味でのタイムマシンをつくることができるだろうか。「バック・トゥ・ザ・フューチャー」でもそうであるが、ふつうA点からB点への時間旅行にようする時間は短い。もし100年前の時代に戻るのに100年もかかるようでは、過去に戻る前に死んでしまう。そんなタイムマシンはあまり実用的ではない。そこで、ここでは一瞬に過去に戻るようなタイムマシンを考えよう。そのためにはB点で作るロボットと反ロボット、さらにはそのロボットに搭載するコンピュータと反コンピュータの状態をA点での状態と同じにする必要がある。ところがB点はA点より過去であるから、未来のA点での情報など分かるはずはないと思うかもしれない。
 しかし、そうでもない。われわれは日常生活において、つねに未来予測は行っている。天気予報もそうであるし、株価の予測もそうである。今日の夕方、河原町の阪急の前で会いましょうと友人と約束したとすれば、まずほぼ確実に私は今日の夕方にはそこにいるであろう。もっと短い未来であれば、予測はさらに確実になる。階段を下りている時に、次の一歩がどうなるかはほとんど確実に予測がつく。しかし目をつむったり、暗闇の中で階段を下りたりすると、未来の予測がつきにくいので、われわれには極めて不安になる。逆にいえば、未来予測があるからこそ、われわれは階段を安心して下りられるのである。つまり未来の予測とは絶対に不可能なのではなく、程度問題である。つまり短い未来の予測は簡単にできるし確実であるが、遠い将来の予測は困難だし不確実である。
 したがって、A点とB点がそれほど時間的に隔たっていないならば、B点でA点のコンピュータの内部状態を予測して、そのようなコンピュータ対を作ることは難しいことではない。しかしA点とB点が時間的に離れていると、B点での予測とA点での実際は、かなり異なる可能性がある。その場合は、コンピュータがA点から時間旅行してB点にたどりついたと解釈すると、時間旅行中にコンピュータの記憶が狂ったと解釈するのである。つまり時間旅行には記憶の喪失とか、記憶違いが生じるといった、ある種の危険がともなうのである。記憶だけではない。a点とA点のロボットの腕は2本だが、B点で作ったロボット対には腕が1本しかないとすれば、それは時間旅行の時に腕が吹っ飛んだ、あるいはA点に腕をおきわすれたと解釈するのである。
 ここで述べた時間旅行には、タイムパラドックスは一切存在しない。現時点で考えられるもっとも矛盾のない完全な時間旅行の実現法なのである。しかしながら、B点で未来予測をするのであれば、タイムマシンを作る意味がないと思われるかもしれない。正にそうである。タイムマシンの最も有用な使い方は、未来の情報を用いて株を買ったり、カケに勝ったりすることであろう。するとここで述べた大袈裟な装置を使うよりは、競馬新聞を買ったほうがましである。しかし私が述べたかったことは、現代物理学に対して矛盾のないタイムマシンが原理的には作れるということ、小さいものを時間旅行させるのは容易だが、大きいものは困難であること、近い過去に戻るのは容易だが、遠い過去は難しいこと。つまり、タイムマシンはファジーな論理に従うことを主張したかったのである。

2007.01.17 Wednesday

タキオン

タキオンを用いたタイムマシンタキオンを用いたタイムマシン

第3回の話では、タイムトラベルはできるかできないかではなく、小さな(ミクロな)物体なら簡単だが、大きな(マクロな)物体なら難しいということであった。また短時間なら容易だが、長時間のタイムトラベルは難しいという話をした。人間とかコンピュータつきロボット(またはアンドロイド)は記憶があるために、タイムトラベルが難しいのである。しかし未来の記憶があるからこそ、競馬や株、宝くじで儲けられるのである。こんなタイムマシンの作り方の要点は、現在から未来を予測するという点にあった。今回は予測ではなく、情報自体を過去に送ることを考えてみよう。
 未来の情報を知って大儲けするには、なにもタイムマシンに乗って、自分が過去に戻る必要はない。情報だけを送ればよいのである。つまり明日の情報を、時間を遡って今日に電話することができれば、それだけで大儲けとなるのである。さらにいえば、ロボットの作り方とか、その内部状態(記憶)といった情報を過去に送り、過去にロボットを組み立てれば、そのロボットは未来の意識を持っているので、自分は未来から来たと主張するであろう。つまりこれはタイムマシンであるといってもよい。要点は情報を未来から過去に送ることができれば、タイムマシンは可能になるのである。
 その方法としてここではタキオンを用いたタイムマシンについて語ろう。タキオンとは光より速く走る粒子である。そんな粒子はまだ発見されていないが、その存在を否定することもできない。特殊相対論の制限により、光より速く走る粒子はないとされているが、そうではない。特殊相対論の要請とは、光速度より遅い粒子をいくら加速しても、光速を越えることはおろか、光速になることすらもできないというものである。というのは質量を持つ粒子を加速する為のエネルギーが、粒子の速度が光速に近づくと、際限もなく増大するからである。しかし、もともと光速より速く走っている粒子(タキオン)があるとすれば、それは特殊相対論には矛盾しない。タキオンを減速させるにはエネルギーを必要とし、光速以下に減速することは不可能なのである。つまりタキオンは決して静止することができない。つねに光速以上の速度で走っていなければならない。
 さてタキオンがあるとしても、それが通常の粒子となんらかの相互作用をしなければ、そんなものはあってもないのと同じである。そこでタキオンは通常の粒子と相互作用はすると仮定しよう。さてタキオンを発生させて、それに情報を載せて火星に向けて送り、火星でそれをキャッチしたとする。ここで簡単のためにタキオンの速度は無限大であるとする。するとこちらで発した信号は火星で瞬時に受け取ることができる。しかし、これだけではタイムマシンでもなんでもない。信号を過去に送るには、火星ではなく高速で飛んでいるロケットに向けて発信する必要がある。ロケットでは信号を受け取り、それをわれわれに向かって再び送信する。するとその信号を、われわれは過去に受け取ることができる場合があるのである。
 そのことをミンコフスキーの時空図を用いて説明しよう。図の縦軸は地球で見た時間座標、横軸は空間座標である。斜め45度の線は光の通る道筋(世界線)である。光速より遅いロケットの世界線も図に示してある。この時、ロケットの時間座標はロケットの世界線に平行であり、ロケットの空間座標は図に示したような、右上がりの線になる。原点を通る縦軸に私がいるとする。図の原点Oにおいて、私が無限大の速度をもつタキオンをロケットに向けて発射すると、それは地球時における同時刻Aでロケットに受け取られる。その信号を再び、ロケットから地球に向けて送る。するとその信号はロケット時における同時刻に地球に届くが、それはOではなく、それより過去であるBである。その理由は地球における同時刻とロケットの同時刻は、特殊相対論の効果により、異なるからである。このようにして、より高速のロケットを利用すればするほど、あるいはより遠方のロケットを利用すればするほど、過去に信号が送れる。
 もっともタキオンが発見されたという確実な報告はない(見つけたと主張する報告はあるが)。またタキオンが本当に安定に存在するのか、そもそも空間を移動できるのかに関しても疑問はある。それにほんとうに未来の情報を知ることができれば、タイムパラドックスが発生する。明日の東急の株価が高いと聞いて、それを全部買い占めたとすれば、その行為が株価に影響を及ぼすであろう。なかなかうまい話はないのである。

2007.01.16 Tuesday

紺碧 出だし

どんよりと重苦しい風が吹いている。今にも雨が降り出しそうな湿った空気は、梅雨時のような不快感を与えていて、気分までも

2007.01.15 Monday

紺碧 その2

ロミジュリ的に、引き裂かれた2人ーーー!ってお話で。


00:曇った空
 場面:帝丹高校
 状況:新一は教室の自分の席から、ぼんやりと授業を聞いている。
    その教室に、1つの空席がある。そこは、つい10日ほど前までは蘭が座っていた席なのに。
    蘭があの席に座ることは、もうないのだろうか?

01:掴んだはずの未来
 場面:工藤邸
 状況:新一の姿を取り戻した。
    最終決戦に向かう前に、蘭に会う。
    蘭は自分も行くといってきかない。新一は散々駄目だと言うけれど、最終的には折れる。

02:握り締めた手を見つめて
 場面:決戦を終えた倉庫
 状況:蘭に大怪我をさせてしまう。
    救急車が来るまでの間、新一は呆然と横たわった蘭を見つめていた。
    (新一は防弾チョッキを着た状態で銃弾をあびたので、実は肋骨が折れている?)←でも言わない。

03:守る理由
 場面:病院
 状況:小五郎と英理が来て、新一を締め出す。
    「違うの! 私が無理矢理ついていったの! だから新一は悪くないの!」と蘭は弁解するけれど。
    「それでも最終的に連れて行ったのは新一だろ? だったら、守り通せ!」
    そう言って「二度と蘭に近付くな!」と新一を追い返してしまう。

04:背負った罪
 場面:工藤邸
 状況:追い返されて、新一は現実と向きあう。
    確かに、蘭をそばに置く限り、いつも危険はつきまとう。
    新一への逆恨みや仕返しのターゲットになってしまう可能性は高いのだから。
    では、この状況を受け入れるしかないのか?
    小五郎を納得させるだけの力が自分にはあるのだろうか?

05:見送り
 場面:帝丹高校
 状況:そろそろ、蘭も退院するだろうか?
    そう思っていたら、何やら園子が大慌てで駆け込んできた。
    「ちょっと! 蘭が転校ってどういうことよ!」「は? 何だよ、それ?」「こっちが聞いてるの!」
    小五郎が勝手に蘭の転校手続きをしてしまっていたらしい。
    毛利邸に行っても、蘭の姿はない。
    病院を出てそのまま、転校先の全寮制の女子高へと連れて行かれてしまった。携帯も圏外。

06:存在の証明
 場面:警視庁
 状況:日曜日に、寮のほうへ行こうと思っても、目暮から呼び出されてしまう。
    後ろで小五郎が糸を引いていた。(会いに行く時間も無くす魂胆)
    それならそれで。探偵としての自分の存在を小五郎に認めさせてやる。

07:冷たい空を見上げて
 場面:工藤邸
 状況:蘭と会わずに過ごした日々は、どれくらいになっただろう?
    新一は学校と警視庁との往復で、自宅には眠るためだけに帰るようなものだった。
    東の空にのぼりはじめたオリオン座に、冬の到来を知る。
    あとどのくらい、こんな生活をしていれば、君に会えるのだろう?

08:塞がらない傷口
 場面:警視庁
 状況:新一宛に脅迫状が届く。たまたま警視庁に居合わせてそれを見た小五郎が毒づく。
    「お前のやってることは、変わってねーな」「おい、毛利君・・・」目暮が止めても、小五郎は止まらない。
    「いつまでも、子供のお遊びやってんじゃねー!」

09:月が満ちる夜に
 場面:工藤邸
 状況:繋がらない電話。返事のないメール。1日に何度も携帯を眺めては、溜息を零す。
    

2007.01.14 Sunday

紺碧 プロット

コナン→新一へと戻った後のこと。
テーマは「二律背反」(相等しい妥当性をもつ前提に立った2つの原理や推論がお互いに矛盾しあうこと)

「好きなんやろ? せやったら、なんで・・・」
「・・・好き、だからだ」



姿も戻ったし。組織もつぶした。
だが・・・。
解毒剤の副作用で、この先、まだどうなるか完全には保障がない。
哀も志保の体に戻って、博士共々、アメリカに渡り研究を続けている。

新一にもロスへと渡るよう言うけれど。
「蘭のそばにいたい」と日本に残ることを決めた。
近くにいないと、いざという時、対処が出来ないという志保に、「だったら、お前が日本に残れ」って。
でも、志保も「それは出来ない」と決裂。
新一は工藤邸に残り、学校へも通いだした。
でも、蘭には告白しておらず。
気まずい空気が流れていた。



00:曇った空

01:掴んだはずの未来
 場面:病室。蘭が眠っている。
 状況:組織を潰す最終決戦で、蘭は人質にされ、足に怪我をしてしまった。(傷が残るほどのものではない)
    今は鎮痛剤を打っていて、眠っている。新一が横に付き添っていた。
    そこに小五郎と英理がくる。廊下に出て話す。
    病状を説明すると共に、新一は覚悟を決める。
    「これ以上、蘭を巻き込むことはしません」と。
    今回の組織は潰したが、同じような地下組織は世界中に五万とある。
    この先、探偵をしていくならば、蘭はいつまで行っても『新一の弱点』であり続けることになる。
    守れない自信がないわけではないけれど。危険な状況に置くわけにはいかない。
    だから、サヨウナラだ。
    新一は眠る蘭にそっと口付けをして、病室を後にした。
    工藤新一に戻れば、組織を壊滅させれば、全てが元に戻ると思っていたけれど。
    思い描いていた未来は、遠くに霞んでしまっていて。結局、掴み取ることなど出来なかった。

02:紡ぎだした別れの言葉
 場面:蘭の退院後。工藤邸。
 状況:退院した蘭の初登校。新一の家によって、一緒に学校へ行こうと誘う。
    「・・・もう、ここへは来るな」「何、言ってるの?」
    「怪我をして、懲りただろ? もう、オレには近付かないほうがいいぜ?」「私の気持ち、知ってるくせに」
    「さぁ? 何のことだ?」
    もう、あの頃には戻れないのだと知ってしまったから。
    君には冷たく接するしかない。
    泣き顔を見たくはなかったけれど。今ならまだ傷は浅い。
    きちんと言わなければならない。「二度と、オレに関わるな」と。

03:塞がらない傷口
 場面:蘭が去った後。
 状況:出かけようとしていたところに電話がかかってくる。
    電話に出ると、それは志保からだった。(志保は現在、アメリカにいる)
    「体調はどう?」「まぁ、そこそこってところかな」「無理だけはしないでね」
    解毒剤の副作用で、2人とも身体に変調をきたしている。この先、どうなるのかもわからない。
    志保はジョディの助言もあって、研究のためにアメリカに渡っている。
    「・・・蘭さんが羨ましいわ」

04:背負った罪
 場面:警視庁。組織の事件の残務処理。
 状況:学校が終わる時間を見計らってかかってきた電話は、目暮からのもの。
    また証言を取りたいということで、高木が迎えに来ると言う。
    覆面パトカーで警視庁に出向く。
    「何度もすまんね、工藤君」「いいえ。元はと言えば僕が引き起こした事件ですから」
    逮捕された者、命を落とした者、まだ逃亡中の者。それぞれに対して、新一には最後まで見届ける責任がある。
    自分の未熟さから、引き伸ばしてしまっていた事件なのだから。

05:冷たい空を見上げて
 場面:工藤邸。
 状況:週末、平次が押しかけてきている。
    新一は自分からは何も言わなかったが、蘭→和葉→平次と伝言リレーで事と次第を聞いてきた。
    「是が非でも元の姿を取り戻したんは、姉ちゃんのためやなかったんか?」
    「別に。誰のためでもない。オレ自身のためだ」>平次にも本心は言わない。
    「・・・姉ちゃんのこと、好きやったんちゃうんか?」「・・・好きだからだ」
    冷たい空気が流れる。冬の足音が聞こえ始めた季節。東の空にはオリオンが姿を見せ始めた。
    空虚になった心にも、その空気は流れ込んできて、身体から体温を奪っていった。

06:弱さを認めて
 場面:工藤邸。
 状況:平次を追い出した直後、発作が起こってドアにもたれる。
    音を聞かれてしまっただろうか?
    その場に蹲って、波が去るのを待つ。外から平次がドアを叩くこともなかった。
    「あーあ。ボロボロだね、名探偵」声に驚いて顔をあげると、階段の踊り場に翻る白いマント。
    「・・・KID!」「つまんないなぁ。オレを捕まえるんじゃなかったの? そんなんじゃ、いつまでも捕まえられないよ?」
    「・・・うっせー」反論しようにも、苦しくて言葉が出ない。
    「西の名探偵にも弱音を吐かないとはね・・・。名探偵の強がりにも頭が下がりますよ」
    とんと、新一の横へと舞い降りる。まったく体重を感じさせない動作だ。
    「嘲笑いに来たのか?」「ヤだなぁ。そんなわけないじゃん。敵情視察は怠らない主義なんでね」
    肩の止め具を外して、ふわりとマントを新一にかける。
    「あまり、自分を追い詰めないほうがいいぜ? 時には弱いトコ見せたっていいのに。人間なんだから」
    「・・・それは、出来ない約束だな」

07:握り締めた手を見つめて
 場面:新一の部屋
 状況:KIDが去ったあと。部屋に戻った新一を、また発作が襲う。
    戻ってしまうのか? コナンの姿に。また、戻るのか?
    ぐっと握り締めた手を見つめる。オレは工藤新一だ。江戸川コナンじゃない。小さくなってたまるか。
    こうなっては、ただひたすらに波が去るのを待つしか出来ないなんて、苦々しい。

08:ノイズ
 場面:工藤邸
 状況:志保からの電話。
    今日は天気が悪いせいか。やたらとノイズが入る・・・
    いや、ノイズじゃない。プツプツッと何か途切れるような音。これは・・・。盗聴器?
    今更、驚かないが。また、一通りチェックしないといけないようだ。
    志保との会話もどうでもいい話題に切り替えて、そこそこに電話を切る。
    パチンとテレビをつけて、音を誤魔化す。
    電話機に取り付けられている盗聴器は通話中の会話しか拾わない。
    そんなものを取り付けているくらいならば、他にも何らかの機器がある可能性は高い。
    本当に、まだ、終わりはやってこないのか?

09:孤立
 場面:帝丹高校
 状況:盗聴器を発見されたことに気付けば、相手も動かざるをえないだろう。
    隙を見せるためにもドアや窓に印をつけて学校へとやってきた。帰宅したときに結果が出る。
    相変わらず、教室では無表情を装う。
    新一がいなかった時間が長いから、教室内には新一がいようがいまいが、関係なく時間が過ぎていく。
    シカトにも似た状況だなと苦笑する。だが、その方が今の新一にはありがたい。
    人と関わることを拒絶するわけではないけれど。自分と関わることで巻き込まれる可能性があるというならば、排除せざるをえない。
    どうしても危険な状態が続くならば、それこそ自宅から一歩も出ないとか、警察に保護を求めるとか策はあるけれど。
    今のところは、まだ未知数すぎて、そこまで思い切れない。
    何より、ここには蘭がいる。
    関わりを絶つことを望みながら、蘭の安全を確かめずにはいられない。

10:開くことが無いように
 場面:帝丹高校続き
 状況:クラスメイトが駆け込んできて、蘭が倒れたと園子に伝える。
    園子は出て行こうとして、一瞬、ためらい、新一を振り返る。
    新一は耳を傾けつつも、外に向けた視線を動かさない。
    「新一君のせいでしょ! 責任取りなさいよ!」「オレには関係ない」「よく、そんな白々しいことが言えるわね!」
    頑なに閉ざした心。二度と開くことがないように、何重にもかけた鍵。
    「運転手でも呼び出して、お前が送っていけばいいだろ?」「・・・最低っ!!」

2007.01.13 Saturday

いっしょに

なんでもない笑顔や
むすりとした怒った顔の
そんなカケラを繋ぎ合わせて
僕らはいっしょに歩いてる。

2007.01.12 Friday

VOR!

双子の高澤翔と翼。
サッカーをやっているのは、翔。
翼の視点から書いていく・・・とか。

藤枝拓哉
倉田智章
梶浩一

2007.01.11 Thursday

平和ネタ

・和ママが和を産んだ時に死亡しているという設定。
・そのために、和ママの実家とは折り合いが悪い。
・まだ和が幼い時、和ママの実家に行ったら親戚に「あんたが生まれたせいで死んだ」と言われる。

「なぁ、アタシ、生まれてこん方が良かったん? アタシのせいで母さんは死んだん?」
「そないな訳ないやろ?」

うーん。これだと、平がどんなに説得しても、説得力ないな。
ちょっと年齢を離す?>パラレルかい。
あ、でも、平和のパラレルってワガママ以外にないよねー?>新蘭サイトだし。
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