2008.04.22 Tuesday

月の呪縛

 部屋に入って最初に目に付いたのは、窓の外に見えるレインボーブリッジだった。
 そういえば、近いんだっけ。
 東京湾を埋め立てた土地に立てられた地上二十階建のビル。夜ともなるとどの方角を見ても地上に散りばめられた光が眩しく輝いている。夜景を背に机に座っていた男が立ち上がった。
「ああ、星野君。いつもすまないね」
「いいえ。しばらくお借りします」
「うん。コーヒーでも淹れてこよう。星野君も飲むだろう?」
「ありがとうございます。いただきます」
 隣接する秘書室に向かう男の背を見送って、星野はキーボードを叩きはじめた。

2008.04.22 Tuesday

Missing

言葉にできるなら 少しはましさ
互いの胸の中は 手に取れるほどなのに
震える瞳が語りかけてた 出会いがもっと早ければと
I love you 叶わないものならば
いっそ忘れたいのに 忘れられない全てが
I miss you 許されることならば
抱きしめていたいのさ 光の午後も星の夜も Baby

ときめくだけの恋は 何度もあるけれど
こんなに切ないのは きっと初めてなのさ
染まりゆく空に包まれて 永遠に語らう夢をみた
I love you 届かないものならば
見つめかえさないのに 瞳奪われて動けない
I miss you 許されることならば
抱きしめていたいのさ 光の午後も星の夜も Baby

黄昏に精一杯の息を吸って 目を閉じるだけ
I love you 僕だけの君ならば
この道をかけだして 逢いに行きたい今すぐに
I miss you 許されることならば
抱きしめていたいのさ 光の午後も星の夜も Baby
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