■ ■ ■ 拍手更に続き
「そういえば、堂上教官と小牧教官って図書大時代からの親友なんですよね?」
「そうだね。同期の中では、一番気が合うやつだね」
今日は篤さんは玄田隊長と外出している。
そのため、珍しく昼食時に食堂で小牧教官と一緒になった。柴崎と手塚も同席している。
「昔の話とか、聞きたいなぁ」
すかさず柴崎が甘えた声を出す。
うわっ。あんた、またそれネタにするんでしょ。その言葉はご飯と一緒にごくりと飲み込んだ。
「昔の話ねぇ・・・」
「例えば。堂上教官の第一印象とか?」
「ああ、それだったら」
小牧教官はそこで言葉を切ると、あたしを見てくすっと笑った。
え、何。何で、そこであたしを見て笑う。
疑問符を抱いていると、小牧教官が話を続けた。
「ほら、あの身長だろ? 笠原さんとは逆の意味でよくからかわれていてさ。見る人が見れば、堂上がかなり鍛えているのは一目瞭然なんだけど。小さいっていう色眼鏡で見てるヤツはさ、イコール弱い・・・みたいに思っちゃうんだよね」
確かに。最初はあたしも、チビって言っては甘く見ていた。
「それが、柔道の時にさ。あいつ、有段者って黙ってて、賭けしたんだよ」
「賭け?」
「そう。チビってからかったヤツ等相手に、全員を倒したら・・・みたいにね」
「・・・やりそう」
思わず呟くと、小牧教官も苦笑した。
「もちろん、堂上の勝ち」
「大人気ないなぁ、堂上教官」
「だろ? まあ、それからはからかうヤツもいなくなったけどね。俺もそれで興味を持ったってわけさ」
「そうだね。同期の中では、一番気が合うやつだね」
今日は篤さんは玄田隊長と外出している。
そのため、珍しく昼食時に食堂で小牧教官と一緒になった。柴崎と手塚も同席している。
「昔の話とか、聞きたいなぁ」
すかさず柴崎が甘えた声を出す。
うわっ。あんた、またそれネタにするんでしょ。その言葉はご飯と一緒にごくりと飲み込んだ。
「昔の話ねぇ・・・」
「例えば。堂上教官の第一印象とか?」
「ああ、それだったら」
小牧教官はそこで言葉を切ると、あたしを見てくすっと笑った。
え、何。何で、そこであたしを見て笑う。
疑問符を抱いていると、小牧教官が話を続けた。
「ほら、あの身長だろ? 笠原さんとは逆の意味でよくからかわれていてさ。見る人が見れば、堂上がかなり鍛えているのは一目瞭然なんだけど。小さいっていう色眼鏡で見てるヤツはさ、イコール弱い・・・みたいに思っちゃうんだよね」
確かに。最初はあたしも、チビって言っては甘く見ていた。
「それが、柔道の時にさ。あいつ、有段者って黙ってて、賭けしたんだよ」
「賭け?」
「そう。チビってからかったヤツ等相手に、全員を倒したら・・・みたいにね」
「・・・やりそう」
思わず呟くと、小牧教官も苦笑した。
「もちろん、堂上の勝ち」
「大人気ないなぁ、堂上教官」
「だろ? まあ、それからはからかうヤツもいなくなったけどね。俺もそれで興味を持ったってわけさ」