■ ■ ■ 独立不撓(どくりつふとう)
自分の力だけでやりぬくこと。「不撓」は困難に負けないさま。
どのような困難に遭遇しても、屈することなく自分の力で、自分の意志によって、目標を達成するさま。
その昔、「図書館」と言えば、静かでのんびりとした公共施設だった。
キッズコーナーで遊ぶ子供の声をBGMに、午後の木漏れ日の中で昼寝をする・・・そんな長閑な風景があった。
だが。それは、もう遠い昔。
メディア良化法の施行以来、図書館は日本国内で最も危険度の高い場所となっていた。
特に成化11年の「日野の悪夢」と呼ばれる、日野図書館の襲撃では司書にも死者が出たため、警察や自衛隊よりも危険な仕事だと言われるようになった。
小牧が通う図書大学は、そういった背景の中で設立された大学だった。
人員不足を補うため、卒業後の進路を約束するとともに、本来ならば図書隊入隊後に行われる専門教育を在学中から徹底的に叩き込まれる。学年がすすめば、OJTで図書館での実習も行われることになっている。
本好きだった小牧が、その道を選んだことはごく自然なことだった。
大学内では、司書志望者と、図書隊志望者がはっきりと線分けされたように、二分されていた。
もちろん、図書館員志望であっても、基礎訓練の授業は必須となっている。また逆に、図書隊志望者も座学と呼ばれる講義を受けなければならない。成績は一方に偏りが出るのが普通である。
そんな中、その両方に秀でた者の存在は、学生達の間でも目立つようになってくる。
「チビで悪かったな!」
道場に
どのような困難に遭遇しても、屈することなく自分の力で、自分の意志によって、目標を達成するさま。
その昔、「図書館」と言えば、静かでのんびりとした公共施設だった。
キッズコーナーで遊ぶ子供の声をBGMに、午後の木漏れ日の中で昼寝をする・・・そんな長閑な風景があった。
だが。それは、もう遠い昔。
メディア良化法の施行以来、図書館は日本国内で最も危険度の高い場所となっていた。
特に成化11年の「日野の悪夢」と呼ばれる、日野図書館の襲撃では司書にも死者が出たため、警察や自衛隊よりも危険な仕事だと言われるようになった。
小牧が通う図書大学は、そういった背景の中で設立された大学だった。
人員不足を補うため、卒業後の進路を約束するとともに、本来ならば図書隊入隊後に行われる専門教育を在学中から徹底的に叩き込まれる。学年がすすめば、OJTで図書館での実習も行われることになっている。
本好きだった小牧が、その道を選んだことはごく自然なことだった。
大学内では、司書志望者と、図書隊志望者がはっきりと線分けされたように、二分されていた。
もちろん、図書館員志望であっても、基礎訓練の授業は必須となっている。また逆に、図書隊志望者も座学と呼ばれる講義を受けなければならない。成績は一方に偏りが出るのが普通である。
そんな中、その両方に秀でた者の存在は、学生達の間でも目立つようになってくる。
「チビで悪かったな!」
道場に
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