■ ■ ■ 拍手の続き・・・?
エリートかぁ・・・。
柴崎の言葉のせいで、ついつい篤さんの言動が気になるようになった。
図書特殊部隊は、総勢五十名前後で構成されており、四・五人の小班にわけられている。通常の哨戒業務や訓練などはこの班毎にローテーションが組まれている。大規模な出動があれば、所謂『適材適所』で班に関係なく割り振られる。
十数名いる班長の中でも、確かに篤さんは一番若い。それ故、隊長の使いっぱしりのような仕事もさせられるが、どちらかというと隊長直属の遊撃隊のような扱いで、隊長の右腕と称されたりもしている。元々、自衛隊や警察のように階級や年齢による上下関係は厳しくない。隊長クラスも階級の違いはあるけれど横一列のように扱われている。普段は隊長に暴言を吐いたりもしているけれど、その実、きっちりと上下関係はわきまえている。
今まで、自分のことと班内のことだけで、手一杯だった。隊長の遊び心で放り込まれたようなものだから、他の事など目もくれずにやってきて、ようやく他班との連携だとか、隊全体を見渡せるようになってきた。
そうやって見て、ようやくわかる。
「・・・堂上教官って、みんなに遊ばれてる?」
「お前が言うな、お前がっ!」
一番遊ばれているのはお前だと、噛み付かれてしまった。
まぁ、『王子様』発言で、自分が散々遊ばれていることは自覚している。
「笠原さん、あれは、可愛がられてるって言うんだよ」
「小牧! いらんこと言うなっ!」
「なるほどー」
「お前も納得するなっ!」
「昔ね、もっと面白いことがあったんだよ」
「小牧ーっ!!」
噛み付いてくる篤さんを放っておいて、あたしは小牧教官から篤さんの羞恥ネタを披露してもらって、大爆笑した。
柴崎の言葉のせいで、ついつい篤さんの言動が気になるようになった。
図書特殊部隊は、総勢五十名前後で構成されており、四・五人の小班にわけられている。通常の哨戒業務や訓練などはこの班毎にローテーションが組まれている。大規模な出動があれば、所謂『適材適所』で班に関係なく割り振られる。
十数名いる班長の中でも、確かに篤さんは一番若い。それ故、隊長の使いっぱしりのような仕事もさせられるが、どちらかというと隊長直属の遊撃隊のような扱いで、隊長の右腕と称されたりもしている。元々、自衛隊や警察のように階級や年齢による上下関係は厳しくない。隊長クラスも階級の違いはあるけれど横一列のように扱われている。普段は隊長に暴言を吐いたりもしているけれど、その実、きっちりと上下関係はわきまえている。
今まで、自分のことと班内のことだけで、手一杯だった。隊長の遊び心で放り込まれたようなものだから、他の事など目もくれずにやってきて、ようやく他班との連携だとか、隊全体を見渡せるようになってきた。
そうやって見て、ようやくわかる。
「・・・堂上教官って、みんなに遊ばれてる?」
「お前が言うな、お前がっ!」
一番遊ばれているのはお前だと、噛み付かれてしまった。
まぁ、『王子様』発言で、自分が散々遊ばれていることは自覚している。
「笠原さん、あれは、可愛がられてるって言うんだよ」
「小牧! いらんこと言うなっ!」
「なるほどー」
「お前も納得するなっ!」
「昔ね、もっと面白いことがあったんだよ」
「小牧ーっ!!」
噛み付いてくる篤さんを放っておいて、あたしは小牧教官から篤さんの羞恥ネタを披露してもらって、大爆笑した。
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