■ ■ ■ 陽のブログ
・陽のマイルール
毎日の何でもない風景の中で、誰かに見せたいと思ったものを撮影。
そのときの気持ちを1・2行添えて送信。
Message Bottleのように、誰かに届けばいい。
柊にだけはURLを送った。
柊はナイショで相模にURLを転送していた(携帯アドレスわかってるから)。
(その後、柊と相模は時々メール交換していたり・・・)>ネタは陽
■三行ブログ
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/Watcher/20070410/267867/
ハル君の場合、ここまで高尚じゃない気がするけどね(笑)
■「君へ 〜出すあてのない手紙〜」←ハルのブログ話
http://kimini.her.jp/in.htm
↑写真のイメージ(コレは、言いすぎ・・・)
玄関の鍵をかけて回れ右。二十三歩で階段になり、十七段の階段を下りる。駅までは徒歩約十五分だ。
僕のアパートは築三十年ほどだが、駅との間には区画整理できれいに整備された新興住宅地がある。ほぼ碁盤の目のようになっている住宅街だから、どの道を選んでも駅までの時間はさほど変わりない。その日の気分で、交差点を直進したり、曲がってみたりする。
ふわりとどこか懐かしい匂いが漂ってきた。知っているけれど、何の匂いだったか思い出せない。
じゃあ、今日はこっちだ。匂いの元を探すために、方向を変えた。
少しずつ、甘いような匂いが強くなってくる。
ああ、そうか。これか。
道路にせり出すように伸びた一本の木。濃い緑色の葉に隠れるように、小さな黄色い花が咲いている。
金木犀だ。実家の庭にもあったっけ。
納得して、胸のポケットから携帯電話を取り出す。周囲に視線を投げてから、怪しまれないように写真におさめた。
再び歩き出しながら、今撮ったばかりの写真をメールで送る。
タイトルは『金木犀』。
『香りに誘われ歩いて行くと
金木犀が咲いていた。
久しぶりに実家の庭を思い出した』
極短い本文を入力して、送信ボタンを押す。
携帯電話の操作にまだ慣れていなくて、たったこれだけの文章でも僕の中では達成感がいっぱいになる。ちょうど、駅前の交差点まで来た。携帯電話をしまうと、通勤ラッシュの電車に向かった。
時代の流れに逆行していると言われようと、僕は携帯電話が嫌いだった。
高校時代から流行りだし、大学時代になると周囲の誰もが当然のように持っていたけれど、僕は買おうとは思わなかった。いつも一緒に行動していたシュウがヘビーユーザーだったから、僕宛の電話が彼の携帯にかかってくるようにもなっていた。
社会人になり、会社命令で渋々、携帯電話を持つことになった。使うつもりのない僕は値段の一番安く、電話機能に限定した機種を選んだ。
それが、今。何をどう間違ったのか、一般的な機能がついた携帯電話が僕の手にある。
そして、撮った写真をメールに添付して送るなんてことまでやっている。
この程度のことなんて、小学生でもやっている。
毎日の何でもない風景の中で、誰かに見せたいと思ったものを撮影。
そのときの気持ちを1・2行添えて送信。
Message Bottleのように、誰かに届けばいい。
柊にだけはURLを送った。
柊はナイショで相模にURLを転送していた(携帯アドレスわかってるから)。
(その後、柊と相模は時々メール交換していたり・・・)>ネタは陽
■三行ブログ
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/Watcher/20070410/267867/
ハル君の場合、ここまで高尚じゃない気がするけどね(笑)
■「君へ 〜出すあてのない手紙〜」←ハルのブログ話
http://kimini.her.jp/in.htm
↑写真のイメージ(コレは、言いすぎ・・・)
玄関の鍵をかけて回れ右。二十三歩で階段になり、十七段の階段を下りる。駅までは徒歩約十五分だ。
僕のアパートは築三十年ほどだが、駅との間には区画整理できれいに整備された新興住宅地がある。ほぼ碁盤の目のようになっている住宅街だから、どの道を選んでも駅までの時間はさほど変わりない。その日の気分で、交差点を直進したり、曲がってみたりする。
ふわりとどこか懐かしい匂いが漂ってきた。知っているけれど、何の匂いだったか思い出せない。
じゃあ、今日はこっちだ。匂いの元を探すために、方向を変えた。
少しずつ、甘いような匂いが強くなってくる。
ああ、そうか。これか。
道路にせり出すように伸びた一本の木。濃い緑色の葉に隠れるように、小さな黄色い花が咲いている。
金木犀だ。実家の庭にもあったっけ。
納得して、胸のポケットから携帯電話を取り出す。周囲に視線を投げてから、怪しまれないように写真におさめた。
再び歩き出しながら、今撮ったばかりの写真をメールで送る。
タイトルは『金木犀』。
『香りに誘われ歩いて行くと
金木犀が咲いていた。
久しぶりに実家の庭を思い出した』
極短い本文を入力して、送信ボタンを押す。
携帯電話の操作にまだ慣れていなくて、たったこれだけの文章でも僕の中では達成感がいっぱいになる。ちょうど、駅前の交差点まで来た。携帯電話をしまうと、通勤ラッシュの電車に向かった。
時代の流れに逆行していると言われようと、僕は携帯電話が嫌いだった。
高校時代から流行りだし、大学時代になると周囲の誰もが当然のように持っていたけれど、僕は買おうとは思わなかった。いつも一緒に行動していたシュウがヘビーユーザーだったから、僕宛の電話が彼の携帯にかかってくるようにもなっていた。
社会人になり、会社命令で渋々、携帯電話を持つことになった。使うつもりのない僕は値段の一番安く、電話機能に限定した機種を選んだ。
それが、今。何をどう間違ったのか、一般的な機能がついた携帯電話が僕の手にある。
そして、撮った写真をメールに添付して送るなんてことまでやっている。
この程度のことなんて、小学生でもやっている。
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