■ ■ ■ 月の裏側
うーん。暗いねー。
・闇のお題20( http://snao.sakura.ne.jp/odai.htm )
懇願の声
暁の雨に濡れて
獲物と追う者
ここでない何処か
久遠の罪
冷たい刃
何も知らぬ少女のような
不浄の影
穢れた華
残酷なまでの美しさ
血の涙
擬似恋愛
パンドラの匣
陶酔のオピウム
歪んだ真珠
免罪符
絶対服従
刻まれた聖痕
両の眸を塞いで
滑らかに伝う滴
・(きっと僕たちは幸せになれない)( http://scampanella.web.fc2.com/home/top.html )
愛じゃないんだよ、今は
永遠の愛なんか誓えない
ガラスの靴を履く資格なんかない
悲しい結末が未来を繋ぐの?
哀しくなんかないのに
君のためには死ねないよ
君のために希むことは、それだけだよ
君は何処へも行かない 何処にもいないから
君の魔法で僕を終わらせて
きっと愛してほしいだけ
暗い灯りを迷わせて然様なら
さあ、言い訳の時間の始まりです
最後の言葉を添えて、願わくば吉報を
しあわせにおわる絵本はいつだって悲しいね
白の世界はもう要らない
水槽の先で泣き崩れる
せめて僕のことだけでも忘れて
だって僕は、南十字星へ往くのだから
遠く彼方で音もなく泣く
どうかなまえをよばないで
鵺が啼く頃に逢いましょう
左手に別れを告げて然様なら
僕が死ぬまで待って
僕は世界を救えない
果敢ない幸せでも夢だから愛せる
未練なく手放せたらいいのにね
もう白くはなれない僕たち
棺桶の向うは音の樹海
今にも消えちゃいそうな幻みたいに
恋心は失う前に手放すの
・闇のお題20( http://snao.sakura.ne.jp/odai.htm )
懇願の声
暁の雨に濡れて
獲物と追う者
ここでない何処か
久遠の罪
冷たい刃
何も知らぬ少女のような
不浄の影
穢れた華
残酷なまでの美しさ
血の涙
擬似恋愛
パンドラの匣
陶酔のオピウム
歪んだ真珠
免罪符
絶対服従
刻まれた聖痕
両の眸を塞いで
滑らかに伝う滴
・(きっと僕たちは幸せになれない)( http://scampanella.web.fc2.com/home/top.html )
愛じゃないんだよ、今は
永遠の愛なんか誓えない
ガラスの靴を履く資格なんかない
悲しい結末が未来を繋ぐの?
哀しくなんかないのに
君のためには死ねないよ
君のために希むことは、それだけだよ
君は何処へも行かない 何処にもいないから
君の魔法で僕を終わらせて
きっと愛してほしいだけ
暗い灯りを迷わせて然様なら
さあ、言い訳の時間の始まりです
最後の言葉を添えて、願わくば吉報を
しあわせにおわる絵本はいつだって悲しいね
白の世界はもう要らない
水槽の先で泣き崩れる
せめて僕のことだけでも忘れて
だって僕は、南十字星へ往くのだから
遠く彼方で音もなく泣く
どうかなまえをよばないで
鵺が啼く頃に逢いましょう
左手に別れを告げて然様なら
僕が死ぬまで待って
僕は世界を救えない
果敢ない幸せでも夢だから愛せる
未練なく手放せたらいいのにね
もう白くはなれない僕たち
棺桶の向うは音の樹海
今にも消えちゃいそうな幻みたいに
恋心は失う前に手放すの
OP(ミステリアス)を盛り込んでv
1.窓際、前から二番目の席(蘭視点)
6時間目は教室移動していたので、クラスメイトと教室に戻ってきた。
すると、2-B前はちょっとした人だかりになっている。
別の教室に行っていた園子が先に戻っていたらしく、「あ! 蘭!」っと手招きする。
「・・・新一、来てるのね?」「正解」
中を覗くと、窓際の後ろから二番目の席にも人だかりができている。
もう授業が終わったっていうのに。こんな時間に来てどうするつもりなのか。
はあっと溜息をつきながら、自分の席につく。
失踪だとか、殺されたとか。色々な噂が飛び交っていた名探偵の長期欠席は、国際的犯罪組織を摘発するためだったということで学校側も納得した。
「この事件が片付いたら・・・」
いつも、思わせぶりなことだけ言って。結局、あれからまともに新一と話なんてできていない。
「園子、帰ろう!」「え・・・。いいの?」「いいの、いいの。ケーキでも食べに行こう!」
2.レポート提出日(新一視点)
組織をぶっつぶしたはいいけれど。その後の事情徴収だとか事後処理に追われている。
学校の出席日数が足りないのは、補習や課題の提出で大目に見てもらえた。
今日はその提出期限。だけど、学校に来れたのはもう6時間目が始まった後だった。
選択授業となっている科学は、化学室・物理室・生物室でそれぞれ行われている。空っぽになった教室で、課題のプリントを書いていた。
「工藤ー! 今頃来たのかよー」授業を終えたクラスメイトが戻ってきた。久しぶりに登校した新一の机の周りには、あっという間に人だかりができた。
隙間から蘭が教室に入ってきたのが見えた。でも、こちらに来ようともせず、園子と連れ立って帰っていってしまった。
うわー。怒ってるよな、アイツ。
3.思い過ごし(蘭視点)
「良かったの? 何か、出がけに新一君に睨まれた気がするんだけど」「気のせいじゃない?」
「そうかなぁ? 学校に来たって、あんたたちほとんど話してないでしょう?」「話すこと、ないし」
「新一君、何か言いたそうに見えるんだけどなぁ?」「・・・知らない」ぷいっと横を向く。
「なんだ、やっぱり見に覚えあるんじゃない。ほら、園子さんに話してみなさい?」
「・・・新一、私に隠し事してるの」「それって、失踪中のこと? 命を狙われてたから、身を隠して捜査してた・・・っていうんじゃないの?」
「うん。それは本当なんだけど・・・」「歯切れ悪いわね」
「ね。驚かないで聞いてよ?」「あんたたちが恋人同士になりました――って言ったら驚くけど」「茶化さないで」「はいはい。で?」
「・・・あのね・・・。うちにコナン君いたじゃない?」「ああ、あの生意気なガキね」
「うん。コナン君、本当は新一なの」「・・・は?」
「だから。コナン君は新一なの」「え、と。ごめん。よくわからないんだけど? だいたい、新一君とあのガキじゃ、サイズが違うでしょ、サイズが! どうやったら高校生が小学生のサイズになれるのよ! そんな変装、聞いたこともないわ。魔法で変身したとでもいうの?」
「・・・たぶん」
「はぁ・・・。驚くっていうより、呆れるわ」
「でも! そう考えると全部、つじつまが合うの。新一が現われたときって、コナン君がいなくなるんだもん」
「え? でも、学園祭の時、一緒にいたじゃない」
「あ、う・・・ん。それは、そうなんだけど・・・」「それもトリックだとか言うわけー?」
「他の誰かがコナン君に変装してたとか!」
「そうねぇ・・・。あの時、確か、あのガキ、風邪引いたっておっきなマスクしてたわよね・・・」
「でしょ!」
蘭は力説するけど、園子は「思い過ごしなんじゃない? 有り得ないわよ」と取り合ってくれない。
「・・・新一、どうして本当のこと話してくれないんだろう・・・」ぽつりと呟く。
「アタシだって、真さんに言えないこととかあるよ? 何でも全部話すのが恋人だなんて、アタシは思わないけどな。好きだからこそ、知られたくないっていうか。知らないで欲しいって思う」
「私は・・・」「蘭だって、新一君に言ってないことの1つや2つはあるでしょ?」
言われてみれば、確かにある。告白されたこととか、気恥ずかしくて言えなかった。
「そんなに気になるんなら、突撃してみたらー?」と煽られて、よし!と思う。
4.誤解(新一視点)
新一も本当ならば、すぐにでも蘭に本当のことを話して、告白したい。
でも。宮野(灰原は志保さんに戻ってます)が、まだ最終的にOKを出さない。
「なぁ、もう充分だろ?」「だめよ」
毎晩、志保さんが工藤邸に来て、体調のチェックをしていく。
そんな時に、ピンポーンとチャイムが鳴る。
「お客さんみたいね」「誰だ。こんな時間に・・・」ぶつぶつ言いながら服を着ていると。
「新一ー? いるんでしょ? 入るよー?」と蘭の声。
「やべっ・・・」そう言ったときにはもう遅くて。勝手知ったる幼馴染の家・・・で、蘭は中に入ってきた。
ガチャリとリビングのドアが開いて。覗いた蘭が目を丸くする。
服の乱れた新一と、その隣に立っている宮野と。
交互に見比べて、「・・・ごめんなさい」と踵を返してしまう。
「・・・蘭っ!」慌てて追いかけようとすると、「工藤君!」と宮野が鋭く呼び止める。
「何だよ?」「言っちゃダメよ」「うっせー! オレは言うからな。蘭を泣かせてまで守らなきゃなんねーものなんて、オレにはねーんだよ!」
椅子にひっかけてあったブレザーを取ると、急いで追いかける。
外は雨が降っている。蘭の家のほうへ向かってみても、追いつかないまま探偵事務所下まで着いてしまった。
蘭の部屋には電気がついていない。家に戻ったんじゃないのか?
ポケットを探って携帯をとりだし、電話をしてみても電源が切られている。
だめもとで自宅の番号にかけてみたけど、小五郎に「帰ってねーよ」と叩ききられる。
くそっ。この雨の中、どこへ行った?
あちこち走り回ってみたけど、見つからない。
2時間ほど走り回って、諦めかけたとき、携帯が鳴る。
慌てて出ると、園子から。「新一君のバカ! 二度と蘭に近付かないでよね!」と言うだけ言って切られた。
ってことは。蘭は園子の家に・・・?
とりあえずは安心して、自宅に戻る。濡れた服を着替えて、そのままベッドに倒れこんだ。
1.窓際、前から二番目の席(蘭視点)
6時間目は教室移動していたので、クラスメイトと教室に戻ってきた。
すると、2-B前はちょっとした人だかりになっている。
別の教室に行っていた園子が先に戻っていたらしく、「あ! 蘭!」っと手招きする。
「・・・新一、来てるのね?」「正解」
中を覗くと、窓際の後ろから二番目の席にも人だかりができている。
もう授業が終わったっていうのに。こんな時間に来てどうするつもりなのか。
はあっと溜息をつきながら、自分の席につく。
失踪だとか、殺されたとか。色々な噂が飛び交っていた名探偵の長期欠席は、国際的犯罪組織を摘発するためだったということで学校側も納得した。
「この事件が片付いたら・・・」
いつも、思わせぶりなことだけ言って。結局、あれからまともに新一と話なんてできていない。
「園子、帰ろう!」「え・・・。いいの?」「いいの、いいの。ケーキでも食べに行こう!」
2.レポート提出日(新一視点)
組織をぶっつぶしたはいいけれど。その後の事情徴収だとか事後処理に追われている。
学校の出席日数が足りないのは、補習や課題の提出で大目に見てもらえた。
今日はその提出期限。だけど、学校に来れたのはもう6時間目が始まった後だった。
選択授業となっている科学は、化学室・物理室・生物室でそれぞれ行われている。空っぽになった教室で、課題のプリントを書いていた。
「工藤ー! 今頃来たのかよー」授業を終えたクラスメイトが戻ってきた。久しぶりに登校した新一の机の周りには、あっという間に人だかりができた。
隙間から蘭が教室に入ってきたのが見えた。でも、こちらに来ようともせず、園子と連れ立って帰っていってしまった。
うわー。怒ってるよな、アイツ。
3.思い過ごし(蘭視点)
「良かったの? 何か、出がけに新一君に睨まれた気がするんだけど」「気のせいじゃない?」
「そうかなぁ? 学校に来たって、あんたたちほとんど話してないでしょう?」「話すこと、ないし」
「新一君、何か言いたそうに見えるんだけどなぁ?」「・・・知らない」ぷいっと横を向く。
「なんだ、やっぱり見に覚えあるんじゃない。ほら、園子さんに話してみなさい?」
「・・・新一、私に隠し事してるの」「それって、失踪中のこと? 命を狙われてたから、身を隠して捜査してた・・・っていうんじゃないの?」
「うん。それは本当なんだけど・・・」「歯切れ悪いわね」
「ね。驚かないで聞いてよ?」「あんたたちが恋人同士になりました――って言ったら驚くけど」「茶化さないで」「はいはい。で?」
「・・・あのね・・・。うちにコナン君いたじゃない?」「ああ、あの生意気なガキね」
「うん。コナン君、本当は新一なの」「・・・は?」
「だから。コナン君は新一なの」「え、と。ごめん。よくわからないんだけど? だいたい、新一君とあのガキじゃ、サイズが違うでしょ、サイズが! どうやったら高校生が小学生のサイズになれるのよ! そんな変装、聞いたこともないわ。魔法で変身したとでもいうの?」
「・・・たぶん」
「はぁ・・・。驚くっていうより、呆れるわ」
「でも! そう考えると全部、つじつまが合うの。新一が現われたときって、コナン君がいなくなるんだもん」
「え? でも、学園祭の時、一緒にいたじゃない」
「あ、う・・・ん。それは、そうなんだけど・・・」「それもトリックだとか言うわけー?」
「他の誰かがコナン君に変装してたとか!」
「そうねぇ・・・。あの時、確か、あのガキ、風邪引いたっておっきなマスクしてたわよね・・・」
「でしょ!」
蘭は力説するけど、園子は「思い過ごしなんじゃない? 有り得ないわよ」と取り合ってくれない。
「・・・新一、どうして本当のこと話してくれないんだろう・・・」ぽつりと呟く。
「アタシだって、真さんに言えないこととかあるよ? 何でも全部話すのが恋人だなんて、アタシは思わないけどな。好きだからこそ、知られたくないっていうか。知らないで欲しいって思う」
「私は・・・」「蘭だって、新一君に言ってないことの1つや2つはあるでしょ?」
言われてみれば、確かにある。告白されたこととか、気恥ずかしくて言えなかった。
「そんなに気になるんなら、突撃してみたらー?」と煽られて、よし!と思う。
4.誤解(新一視点)
新一も本当ならば、すぐにでも蘭に本当のことを話して、告白したい。
でも。宮野(灰原は志保さんに戻ってます)が、まだ最終的にOKを出さない。
「なぁ、もう充分だろ?」「だめよ」
毎晩、志保さんが工藤邸に来て、体調のチェックをしていく。
そんな時に、ピンポーンとチャイムが鳴る。
「お客さんみたいね」「誰だ。こんな時間に・・・」ぶつぶつ言いながら服を着ていると。
「新一ー? いるんでしょ? 入るよー?」と蘭の声。
「やべっ・・・」そう言ったときにはもう遅くて。勝手知ったる幼馴染の家・・・で、蘭は中に入ってきた。
ガチャリとリビングのドアが開いて。覗いた蘭が目を丸くする。
服の乱れた新一と、その隣に立っている宮野と。
交互に見比べて、「・・・ごめんなさい」と踵を返してしまう。
「・・・蘭っ!」慌てて追いかけようとすると、「工藤君!」と宮野が鋭く呼び止める。
「何だよ?」「言っちゃダメよ」「うっせー! オレは言うからな。蘭を泣かせてまで守らなきゃなんねーものなんて、オレにはねーんだよ!」
椅子にひっかけてあったブレザーを取ると、急いで追いかける。
外は雨が降っている。蘭の家のほうへ向かってみても、追いつかないまま探偵事務所下まで着いてしまった。
蘭の部屋には電気がついていない。家に戻ったんじゃないのか?
ポケットを探って携帯をとりだし、電話をしてみても電源が切られている。
だめもとで自宅の番号にかけてみたけど、小五郎に「帰ってねーよ」と叩ききられる。
くそっ。この雨の中、どこへ行った?
あちこち走り回ってみたけど、見つからない。
2時間ほど走り回って、諦めかけたとき、携帯が鳴る。
慌てて出ると、園子から。「新一君のバカ! 二度と蘭に近付かないでよね!」と言うだけ言って切られた。
ってことは。蘭は園子の家に・・・?
とりあえずは安心して、自宅に戻る。濡れた服を着替えて、そのままベッドに倒れこんだ。
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